園医から
※子どもたちの健やかな成長を願って!
2024年12月・2025年1月合併号
赤坂 徹
クリスマスおめでとうございます 2024年(令和6年)12月号
ことを記念して世界中がお祝いをしています。
「古今聖歌 第27番」を歌いましょう。
きよしこのよる ほしはひかり Silent night Holly night, All is calm, all is bright
すくいのみ子は Round yon virgin mother and Child,
まぶねのなかに Holy infant so tender and mild,
ねむりたもう いとやすく Ⅱ Sleep in heavenly peace Ⅱ
このクリスマス・カロルは1818年12月24日にオーストリアの聖ニコラウス教会で初演されました。教会のオルガンが壊れていて讃美歌の伴奏ができないので、ヨゼフが “Stille Nacht”(ドイツ語)の歌詞を書き上げ、グルーバーがギターで伴奏できるようにしました。
お子さん達が演じる聖劇(せいげき)では、天使から羊飼い達にマリア様のもとに神の子が生まれたことが伝えられました。遠い国から博士達が大きな星に導かれベツレヘムに向い、羊飼いたちが羊と共に飼葉桶(かいばおけ)で眠るイエス様に会いに行く様子が再現されます。一生懸命練習して、真剣に取り組む子どもたちの様子を見るのを本当に楽しみにしています。
◇2024年クリスマス礼拝のご案内
12月19日(木)
9:15~10:00 仁王幼稚園クリスマス礼拝:盛岡聖公会礼拝堂
10:30~12:00 クリスマス祝会:アートホテル盛岡3階鳳凰の間
12月20日(金)
10:00~11:30 聖パウロ幼稚園クリスマス聖劇礼拝・祝会:幼稚園ホール
12月22日(日)
10:30から聖餐式の中で日曜学校合同クリスマス聖劇礼拝:教会礼拝堂
礼拝後、クリスマス祝会(愛餐会):仁王幼稚園ホール
12月24日(火)
18:00からクリスマス・イヴ礼拝:盛岡聖公会礼拝堂
キャンドルに点灯してクリスマスの聖歌を歌い、聖書日課が読まれます。
23:00 第Ⅰ聖餐式(降誕日深夜聖餐式):盛岡聖公会礼拝堂
12月25日(水)
7:00 第Ⅱ聖餐式(降誕日早朝聖餐式):盛岡聖公会礼拝堂
10:30からクリスマス大礼拝(降誕日第Ⅲ聖餐式):盛岡聖公会礼拝堂
◇世界の平和のための祈り
今、戦争、紛争、争いのうちにある国や地域の人々、生活の困難や不安を抱え、家族や友人を失い、居場所を失っているすべての人々のため、ことにパレスチナとイスラエル、ウクライナ、ミャンマー、スーダンなどに一日も早い平和が実現し、人々に対して必要な支援が行われますように。正義と平和の神よ、わたしたちは平和のために、そして武器が置かれますよう祈ります。明日を恐れるすべての人々に、あなたの慰めの霊が寄り添ってくださいますように。平和や戦争を支配する力を持つ人々が、知恵と見識と思いやりによって、み旨に適う決断へと導かれますように。そして何よりも、危険にさらされ、恐怖の中にいるあなたの大切な子どもたちを、あなたが抱き守ってくださいますように。平和の君、主イエス・キリストによってお願いいたします。 アーメン
新年明けましておめでとうございます
今年こそ良い年でありますようにお祈りします 2025年(令和7年)1月号
☆新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎が流行している年末・年始の過ごし方
1.色々な年代の人達とお付き合いしましょう。
これまでの交流が少しずつ戻ってきました。未だに流行が続いていますので、3密を防ぎながら人込みではマスクを付けましょう。お祖父さん、お祖母さん、おじさん、おばさん、いとこなどの親戚(しんせき)の子ども達、学校の友達にはテレビ電話や年賀状で、「明けましておめでとうございます。」とご挨拶(あいさつ)しましょう。ご家族がそろって遊べるゲーム、トランプ、双六(すごろく)などを楽しみましょう。寒いからと家の中に閉じこもらずに、雪遊び、スキー、スケート、そり遊びなどの外で遊びましょう。家に戻ったらうがい、手洗いをしましょう。年中行事ではありますが、年始(ねんし)参(まい)り、初売(はつう)りなどの人込みは避けましょう。
2.生活リズムを守りましょう。
ご家族が集まることで生活リズムが崩(くず)れて、遅く寝て、遅く起きることにならないようにしましょう。食べ過ぎや生ものを食べて肥満になったりお腹をこわしたりしないようにしましょう。生活リズムが乱れると便秘などの体調不良が出てきます。
3.ゲームやスマホへ依存しない生活を考えていきましょう。
だれでもゲームやスマホ(デジタルメデイア)の利用を自分でコントロールできません。保護者が子ども達の利用時間を制限することは難しいです。目安として睡眠、運動、会話、勉強などに支障がない範囲に留めましょう。1日の生活時間を食事に3時間、睡眠が7時間(幼児では9時間)、保育園や学校での生活に6時間(幼稚園では4時間)とすると、残りの8~10時間をデジタルメデイアに使わずに、子ども達に必要とされる運動、会話、自宅での勉強(幼児では親・同胞と遊ぶ時間)が出来るでしょうか。対面により交流する機会を増やすことで依存状態を解決できると考えられています。就寝前1時間はスマホの操作を控えないと、睡眠の時間と質を保つことが出来ません。理想的にはデジタルメディアに興味を持つ前に、自然や屋外活動、音楽や絵画などの芸術活動に興味を持たせるようにしましょう。大人は子どもの前で必要以上に(楽しそうに)スマホを操作してはいけません。デジタルメデイアのメリット、デメリットを理解したうえで、利用時間を決めましょう。
4.幼児のための環境を改めて考えましょう。
幼児のために「善(よ)い環境」”Good Environment for Children”を与えるようにしましょう。幼稚園で働く人達はこの環境を家庭や幼稚園、そして小学校へと継ぎ目なく滑らかに繋(つな)げていきます。環境は家や園舎のような建物だけではなく、そこに住む人々の資質(ししつ)でもあり、家族、教職員、さらに地域社会の人々に繋がって広がっていきます。お子さん達とって安全で発育・発達を育むような環境を作り上げていきましょう。