園医から

※子どもたちの健やかな成長を願って!
2018年(平成30年)8月・9月合併号
赤坂 徹

暑い夏でしたが、西日本では豪雨、台風の被害があり、地震が大阪北部、北海道で起こりました。
どうしてそこでこのような大災害があるか私達には理解できず、発生の予測も難しいようです。
私達が経験した東日本大震災で学んだことを生かして対応しましょう。

 

家族の災害対策日を大震災の3月11日か、救急の日の9月9日に決めてはどうでしょうか。

 

1)非常食、非常用備品を確認しましょう。

非常食の賞味期限を確認し、家族で一緒に消費したら、次回の災害対策日まで補充しましょう。

 

2)連絡方法を家族で確認しましょう。

学校、学童保育、幼稚園、保育園などのお子さんの居場所と連絡方法、避難場所を確認しましょう。

 

 

2.発達障害とは何でしょうか

最近、発達障害という言葉があちこちで聞かれて、我が子のことかと心配している親御さんがいらっしゃるようです。
子どもの成長には発育(身長や体重の増加)と発達(身体の機能の進歩)のバランスが重要です。
発達障害は病気ではないのですが、対応を誤ると治療が必要になることもあるようです。

 

1)発達障害かな?

子育てをしている時、次のようなことが気になりませんか。
参照:岩手県いわてこども発達支援サポートブック~こどもの成長によりそった子育て~

①コミュニケーションや表現がうまくできない。
②外出先や公園などで忙しく走り回る。
③大人などの身振りのまねをしない。
④大人が相手になっても喜ばない。
⑤自分の好きなものがあると、他への切り替えができない。
⑥“ごっこ”遊びができない。
⑦身の回りのこと(着脱、排泄、片付けなど)がなかなか身につかない。
⑧特定の物に執着する。

 

2)発達障害が心配になったら

一人で悩まないで、幼稚園の職員や相談機関に相談してみましょう。
思い込みで心配過剰にならないように、子どもの気持ちに寄り添って対応しましょう。

①特定のものに興味が強い場合⇒子どもの安心感を尊重しながら、ゆっくりと関心をひろげよう。
②いつもと違うことに戸惑う場合⇒予定の変更は事前に繰り返し伝えておこう。
③活動の切り替えに苦手な場合⇒活動を分かりやすく、絵を使って伝えよう。
④生活の習慣づけが苦手な場合⇒声かけで習慣づけしよう。できたらたくさん褒めよう。
⑤落ち着いていることができない場合⇒落ち着ける環境にし、少しずつ成功体験を増やそう。
 出来たら褒め、出来なくても咎めない。
⑥好きなものの前ではルールを忘れてしまう場合⇒根気よくルールを身につけさせよう。
 守れたら褒めよう。